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0. はじめに

基本的な処理です。アンチエイリアス処理等で、白黒2値ではなくグレースケールになっている画像の白地部分を、透過します。イラストなどの主線の処理や、マスクの作成など、大変に幅広い用途があります。

Tips本などを見ると、「チャンネルパレットを表示して云々」と書いてあるのですが、白地に黒(または黒地に白)の場合、チャンネルパレットを意識する必要はありません。

こうした処理をするための専用のフィルタもあるのですが、少なくともグレースケール画像の場合は、自前でキー入力した方が圧倒的に高速です。

1. 主線画像を開きます

透明部分がある場合は白の乗算で塗りつぶしするか、背景に白で塗りつぶしたレイヤを置くなどしてください。透明部分の輝度は、ピクセル色×透明度となるために、見た目と異なる可能性があります。

2. 新規レイヤーを作成します

抽出した主線を描画するための新規レイヤを作成します

3. 抽出・描画を行います

Ctrl - Alt - 1(イチ) とキーを押し、選択範囲が作成されていることを確認の後、Ctrl - Shift - i(アイ)を入力、その後 dキーで描画色を黒にし、Alt - Deleteで塗りつぶしします。

キーストロークだけ抜き出すと、

  1. Ctrl - Alt - 1(Rチャンネルの輝度でマスク作成)
  2. Ctrl - Shift - i(選択範囲の反転)
  3. d(描画色をデフォルト配色に)
  4. Alt - Delete(描画色で塗りつぶし)
となります。


<CG Tips>

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