全文検索(S)
[]

0. はじめに

私は、下描きから仕上げまで一切紙を使わずタブレット上だけで描いています。スキャナは、一応持っていますがほとんど使ってません。個人的には、消しゴムのカスが一切出ないというのが一番嬉しいポイントです。

1. アタリを取ります

適当な大きさのファイルのグレースケール画像を新規作成して、気の向くままブラシでザザっと描いてみます。私は、大体長辺が 2000 ピクセルくらいのを、50 % にズームアウトして描くことが多いです。画像の背景はそのまま真っ白にしておいて、新規に通常レイヤーを作った方が何かと便利です。

2. 丁寧に描きます

大体イメージが固まったところで、通常モードでさらにレイヤーを切り、上からアタリを塗り潰すようにして丁寧に下描きします。失敗したところは、消しゴムツールで消してると遅くなるので、白で塗り潰しましょう。色の切り替えには、d と x キーを使うと高速に出来ます。

3. さらに丁寧に描きます

さらに通常モードで新規レイヤーを切って、細かい部分を描き足します。

4. ちょっと背景っぽいの入れたりして

後ろのビルのシルエットを、適当に挿入します。これで下描きは終了です。

5. ペン入れの準備をします

新規レイヤーを通常モードで作り、白で塗り潰して、レイヤーの透明度を 90% くらいに下げます。下描きがうっすら透けて見えるこの状態でペン入れをします。

6. ペンを入れます

新規レイヤーを通常モードで作成し、ブラシで線を入れていきます。今度は、画像を 100% 以上にズームインして、丁寧に線を描いていきます。線に自信がなければレイヤーをガンガン切ってパーツ毎に分けましょう。

7. ペン入れ終了

終了です。彩色例


<CG Tips>

[ Copyright 1996-2023 Mishiki Sakana. Some Rights Reserved. ]